足踏みについて

私が弓道を今までやってきて一番大きく認識が変わったものが足踏みであると思います。
というのも、弓を始めた頃は胴造りとともにいい加減にやっていた部分だったのですが、 練習を重ねるにつれ、一番手を抜いてはいけないのではないかと考えるようになったからです。

高校1年のとき、部内で最もうまい先輩の射を参考にしていました。 その先輩の足踏みが極端に狭く、当時私はそれを真似て足踏みを狭くしていました。 (このときの私は「的中率が高い=射がうまい」という間違った認識をしてました。)

しかし、高校2年のときに早気となり、自分の射をもう一度一から見直しているときに気づいたのは、 「足踏みが狭いと胴造りがうまく入らない」ということでした。

このことに気をつけて足踏みをやっていくと、狭く足踏みを取るよりも射全体が安定してきたように思えます。

周りから「足踏みが狭い」と言われている方、いましたら一度大きく足踏みをとってみることおお勧めします。
そのときはあわせて、胴造りも意識してみると良いと思います。