競技について

弓道の競技には、「近的」と「遠的」の2種類の競技方法があります。 (基本的に)両者とも、一定距離から、決められた本数の矢を引き、何本中ったかを競う「的中制」です。 (わからない言葉があれば、弓道用語辞典を参考にしてください。)

近的

(おそらく)最も一般的な競技方法です。
近的競技で言う、一定距離とは、28mで、 1回の射で引く矢の本数は、一手2射又は、2手4射が多いと思います。

使う的は、「霞的」と「星的」の2つがあり、大きさは共に、直径36pです。

遠的

こちらは、その名の通り、近的競技と比べて遠い位置にある的を狙います。 その距離は、50,60,70,90mのいずれかの距離で行われます。

使う的は、「霞的」と「得点的」で、近的競技で使われるものより大きくなり、 直径はそれぞれ100pと122pになります。

「得点的」は、得点制の競技の場合に使用される的です。(私は見たことありません)